絵本とパパ:Paws for Reading program ~こどもの自信と動物保護~
こんにちはFamily Talkのパパです😏
絵本の読み聞かせ(Read Aloud)の教育事情や最新の研究を、日々チェックするために、パパは「Googleアラート」を使って、海外のニュースを調べるのを日課にしています
そこで、気になる記事を発見、発見✍
テキサス州The Eagle誌より
普段は本を声に出して読むのが苦手な8歳の少年が、檻の中にはいった犬に絵本の読み聞かせをしています。
はて?
なぜ犬に?
アニマルセンター(動物保護センター)と小学校のいわゆるコラボプロジェクト
テキサス州大学の教授に提唱されて始まったプログラムで、子供の言語発達の援助と、「アニマルセラピー」を掛け合わせたようなものだそう。
動物を「愛でる」ことで、人間が癒されることは事実ですよね。
海外や、もちろん日本でも精神病患者や囚人のリハビリのために、「アニマルセラピー」が活用されてます。海外で、受刑者がよく口にするのは【犬は肌の色で差別しない。だから、一緒にいると癒される】です。人種差別の根深さも読み取れる一言。ただ、「アニマルセラピー」だけでなく、盲導犬の育成トレーニングを受刑者にさせる刑務所も海外には多くあります。
保護された犬にこどもたちが本を読み聞かせる。
しかも、その本の選択も自由にこどもたちが決める。
記事に載っている少年は、最近はわざと猫が主役の本を読んであげるんだとか笑
茶目っ気だな~~
いずれにせよ、学校側も動物保護センター側も、このプログラムのおがげで相互恩恵に授かっている。
余談ですが、パパの故郷熊本県では、全国で初めて動物の殺処分「0」を達成しました。熊本県民は、基本は犬や猫はペットショップで買うものではなくて、動物保護センターできちんと2時間の講習を受けてから譲りうけるもの、という認識がじわりじわりとひろがっています。
動物の「殺処分」
「殺処分」と3文字で表現すれば、どこが遠い異国のことのように思えますが、実際は、有毒ガスで、もらいてのつかなかった犬や猫は殺されるんですね。
「仕方がない」では済まされない問題に真っ向からとりくんだことで、熊本市は全国から注目されました。そしてそういう取り組みを、パパも誇りにおもっています。
こどもは、声にだして読み聞かせすることでリーディングに自信がもてていく。それがこどもの多岐にわたる学習意欲に火をつける。
1歳になる娘をもつパパとしては気になる点は、テキサス州では小学校にあがるまでにリーディング能力が十分でないとされるこどもは全体の3割、4割にのぼるそう。これは10人に3,4人ですからなかなか怖い数字です。
パパが娘に絵本の読み聞かせをするのはパパがたのしいし、娘が喜んでる姿をみるのがたまらなく愛おしいから。
そして、リーディングするという行為が、夜、歯を磨くのと同じくらい、努力を必要としない習慣になってほしいから
リーディングは、どうしても「がり勉」という、かた~~いイメージでとらわれがちです。だけど、結局遅かれ早かれ、リーディングスキルが原因で、学校でこどもは苦しむことになりかねないんです!!
読み聞かせをするママやパパも癒されるから、読み聞かせいいですよね~😻
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