
【幼児のころから英語を習うと苦手になる】リスクってあるの??
6歳3か月
Hello World!!
バイリンガル育児中のFamily Talkパパです。
年長の娘ももうすぐ卒業式、そして春からは新一年生♪
出会いと別れと花粉症の季節ですね~。
久しぶりのブログアップ💦
普段、「早期英語教育の是非」や「こどもに早いうちから英語を習わせるべきかいなか」
というような議論にはあまり興味がないので、参加しないのですが、最近見た記事で「ん?」
と首をひねりたくなる内容があったので、
こどもの早期英語教育や海外留学を検討しているママ・パパ向けに書いています
日本でも岩手のハロウインターナショナルが開校したり、
都内でもインド系のインターナショナルスクールが新しく開校したり、
スイスの名門ボーディングの元校長が小学生の保護者向けに東京でセミナーを開くなど、
こどもの英語教育についての関心・興味がさらに広がってますね。
という不安もあり、未就学児から英語を習わせることへの是非、
がよくトピックになりますが。
よく言いますよね。
日本語がおろそかになる、とか。
ダブルリミテッドになる、とか。
いやいや、日本という国で生きている以上、子どもは放っておいても日本語は理解できるようになります。
読み書きに関しては、当然親の教育や学校教育が軸になってきますが、
日本語がおろそかになるのは、別に早期英語教育とは無関係で、
ひらがなやなかたかな、漢字をこどもが興味がもてるように指導してあげて、
楽しく学習させてあげられる環境を整えてあげられるか、だとおもいます。
また、日本語がおろそかになる、という言語を軸とした心配よりも、
日本の行事や文化、礼儀作法をおろそかにしないように心がけていれば、
早期英語教育はメリットも大きいです。
娘lovieにバイリンガル教育で最も大事にしてきたことは、
日本語の上達というよりも、きちんと礼儀作法が身について、
日本の文化や行事についての造詣を深められるか、です。
英語の絵本も読み聞かせするし、自分でチャプターブックを読む。
最近では、オンラインレッスンでパパの知り合いのバイリンガルの先生のレッスンを毎週Zoomで受けてもらい、
1時間たのしくずっと英語で話をしている。
英語を聞いているのではなく、あきらかに娘が話をしている時間が長い、
ほぼほぼ一方的に話をしています。
日本人の先生には「○○先生」と呼び、外国人の先生にはファーストネームで自然と呼びます。
パパは言ったことありませんが、娘が自然と身に着けたものです。
ただ、そんな娘には落語の絵本を読み聞かせすることもあったり、
落語にでてくる「ごいんきょさん」「長屋」などを説明したり、落語を一緒に聞きにいったりします。
これはパパが落語が好きだからです。好きなので、
おなかのなかにいるときから、英語の絵本と同じくらい落語は読んであげていました。
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あまり英語が好きかどうか、は考えたことはありませんが、
絵本やファンタジーの世界はこどもにとってもたいせつだと信じているので、
英語の絵本を一緒によみます。
今度は、知り合いのお子さんが能の舞台にあがるので、
娘を連れて観にいこうとおもっています。
なので、「ふり幅」を大きく、しようと心がけています。
また、礼儀作法としては、きちんと言わなくても、
外で店員さんやバスの運転手さんなどに
「お願いします」「ありがとうございます」といえること。
いくらバイリンガルで未就学児で英検1級に合格しようとも、
日本で期待される礼儀作法ができないようでは、つまらないな、とおもいます。
ただ、なぜかパパの前では言わなくてもしっかりやるのですが、
ママの前では外に行くと、やらないこともあるみたいで、
パパの前ではいいとこみせたいのでしょうか笑
いずれにせよ、日本の文化も海外の文化も同じくらい学ばせる環境を、
できるだけ準備してあげたいとおもっています。
話は戻りますが、その記事というのが、
簡単にいうと「子供の頃から英語に触れさせると英語が苦手になる」という結論。
否定はしませんが、理由が「英語へのあこがれ」がなくなってしまうし、
「英語に興味をもたなくなる」、というもの。
理由のすべてが「言語」にこだわっていて、
そもそも「英語へのあこがれ」なんている??
小さいときから英語の絵本が近くにあったり、
バイリンガル育児としていると、「英語への新鮮さ」がなくなるんだろう・・・
こういう記事を書いている人って、だいたい大手の塾の英語講師。
しかも留学経験がなくて、日本で英語を地道に磨き上げてきたこと
にたいしての迷惑なくらい大きな自負のある人たち。
留学経験がなくて英語をネイティブレベルにあげてきた人は、
本当にすごいとおもいます。
パパも英語は日本で勉強して留学しましたし、
普通に中高でも英語は工夫して勉強しました。
なので自分の英語の勉強の仕方に自信がある人たちの気持ちは、
よくわかりますし、成功の秘訣を他人に教えたくなる気持ちもわかります。
その一方で、英語が話せるのが当たり前の環境で、
それ以上に自己表現していかなければいけない環境に身を置いたことのあるひとは、
「英語への興味」なんてものはなく、
小さい頃から英語を習わせるリスクなど関心がない人も多いのではないかな、とおもいます。
つまり、「いくつになってからでも英語ははじめれるので、
小さい頃から幼児教室に通わせたり、英会話スクールに通わせなくていいので、
小学校にあがったらうちの英語塾に通いましょう!」的なマーケティング。
「英語を書く人」「英語を話す人」に憧れましょう!!
というのは、「ん?」とおもってしまいます。
ちょっと、読んでいる人に間違った情報が伝わってしまう、
ビジネス的ミスリーディングかな、とおもいます。
こどもが英語に興味を持つようになるまで待って、
無理に小さいときから英会話スクールに通わせると、英語嫌いになるリスクが高い、
というのは、「自主性を重んじる」に見せかけた「学習機会を減らしている」とおもいます。
たとえば、ヒップホップダンスを習わせている子供に
「なぜ日本舞踊を習わせないんだ」と言ってるようなもので。
ヒップホップも日本舞踊も両方興味もつかもしれないし、
英語と日本語と中国語と、韓国語とフランス語興味もつかもしれないし、
そういう未就学児の学習機会って「ふり幅」大きくしてあげたほうが、
子育てって楽しいんじゃないかな~とおもいます。
娘lovieは、いろいろなダンスレッスンにも参加して、
ダンスの種類で足のあげ方ひとつとっても違うので、
上手にすみ分けながら、同じくらい楽しくやっています。
ママの日本語の絵本の読み聞かせも好きだし、
パパの英語の読み聞かせも好きです。
毎日、5分に1回はいらんことして怒られています笑
英語の映画も、日本語の映画も、どちらも見ます。
どちらかだけが好き、というのはないです。
世界の共通言語は「英語」だと言い切ることはしたくないし、
どちらかというと数学やテクノロジーだとおもいます。
なので、日本語で算数の問題もやるし、
英語の算数の文章題も楽しくやっています。
親がいろいろモチベーションを上げるのが大変なときは、
「外注」だってします。
卒園式を前にして、お友達だけでなく、
パパやママから言われたわけでもないし、
他の子はだれもやってないらしいけど、
自分で担任の先生以外にも、お世話になった先生たちにお手紙をかいて、
シールをぺたぺた貼っている姿は、見ていて、親として嬉しくなる一面です。
英語を話せるようにあるとか、
英語に興味をもたなくなるとか、「英語」「英語」ってことではなくて
いろいろな習い事のスペクトラムで「ふり幅」大きくしてあげれば、
もっとこどもって自分の好きなこと見つけやすいんじゃないかな、とおもいます。
別に「バイリンガル教育したのに英語に興味がなくなった」でも
それはそれでいいし、それが失敗とかいうわけではない。
ただ、「英語に興味がなくなった」のは、早期英語教育のせいではなく、
早期英語教育のおかげで「英語には興味がない」のがわかった。
と、ポジティブにとらえてあげればいいのではないでしょうか~
また、興味が持つようになる機会なんてこの先いくらでもあるわけだし。
何事も早いうちから初めて、
その興味を持続できるかどうかは、子ども次第というよりも、
導いてくれる親や先生にもよります。楽しいだけでなく、
どこかで自分を追い込んでスキルアップしなければいけない場面も出てくるでしょうし、
そういう場面でも楽しくないからやめる!ではなく、
レジリエンスをもって、粘り強くスキルアップしてくれるように育ってほしいものです。
大事なことは、自分のこどもの特性をみて、
小さいころから英検や英語資格検定に向いている子もいれば、
うちの子のように親が「あ~向いてないな」と判断して、
受けてないところもあっていいとおもいます。
娘よりも、もっと英語ができるバイリンガルの子たちはたくさんいるし、
英検もどんどん合格している子たちもいます。
他の子と比べてもどうしようもないし、
上には上がいる。
こどもの人生の最終決定権は親にはないので、
こどもが、自分で見つけていけるように
失敗も成功なので、いろいろとバイリンガル育児を
楽しんでいければいいのではないかな、と個人的におもいます!
2022年11月16日で5周年を迎えたRead Aloud Club。
平日・土日を中心に、月に数回と少ない頻度ではありますが、どうぞよろしくお願いします!





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